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I love nature photo. Subaru Impreza WRX/Embedded SW/Snowboard/Otaku

エンジン警告灯

18万キロほど走った2004年式のスバル・インプレッサWRX(GDA-C)のエンジン警告灯が点いてしまいました。
家から遠く離れた場所での点灯、絶望感をおぼえつつ騙し騙し走ったんですが、途中トイレによってエンジンを切り、戻ってからエンジンをかけたらきれいさっぱり警告は消えてしまいました。不思議に思ったものの、そのまま不調は全く感じずに家まで到着。

原因が気になったので調べてみることにしました。
スバルに限らず、大抵の車で何らかの方法で以上の種類を調べることが出来ます。スバルの場合、運転席足元のダイアグ用カプラ(黒1極のぷらんぷらんしてるコネクタ)を接続してイグニッションをONの位置にすると、リードメモリーモードで現在のエラー内容を、エンジン警告灯の長短点滅で知らせてくれます。今回は長21回 短2回の点滅でした。
えーなになに、長は10の位を表し、単は1の位を表します?ふむふむ。21進数かな?
どう考えても合ってないので、ネットで調べた情報ではわからずじまい。

あとでなじみの自動車工場に入庫して調べてもらったところ、O2センサーの異常とのことでした。インプレッサ乗りの方、長21回短2回は(多分)O2センサー異常ですよ。

O2センサーは、エンジンへの燃料・空気の供給量をフィードバック制御するためのセンサーで、排気管の途中に着けられています。これが熱を入れないとリニアに反応してくれないため、ヒーターが接続されているのですが、このヒーターが故障してO2センサー異常となるケースが多いらしいです。なので走って熱が入ってくれば正常に値を取れるので、問題が生じるのは冷えているときのみ、ということになります。

#じゃあ冷えてる時は何が起きるのかというと、多分燃費が悪くなって排ガスが臭くなります。ガソリンは燃焼すると同時に気化熱でエンジンの熱をとる役割も果たしていますが、これが薄くなりすぎると最悪ピストンやらなにやらが熱で逝ってしまう可能性があります。そのため、コンピュータが「なんや、センサーヤバいぞ」と感じたら、エンジンを保護するために燃料を多めに吹くはずです。

工賃を聞いたところ部品代2万工賃3k~6kくらいとのこと。取付が面倒な位置にあるんですと。さすがスバルやな…(泣)

エンジン警告灯が点灯し、ダイアグ表示の結果が長21回短2回の方。とりあえず少し走ってエンジンをかけなおし、警告灯が消えたらO2センサーの可能性がありますので、そのまま自走で帰ってお近くの工場へ相談してみてください。

※あくまで2004年式スバル インプレッサWRX(GDA-C)の場合です。また、全く同じ原因かどうかは工場でログを解析してもらわないと分からないの、あくまで参考としてお使いください。