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Ubuntu (Lubuntu) のBluetooth LE自動接続ではまった話

Ubuntu 15.10(正確にはLubuntu)のBluetooth接続ではまった。GUIBluetoothマネージャではなくCUIのbluetoothctlを使ったらうまくいった。

 

とあるBLEデバイスをUbuntuBluetoothマネージャでペア設定したところ、勝手にUbuntuから自動接続するようになってしまい、BLEデバイスをスマホに接続できなくなってしまった。
ちょっとぐぐったらstackoverflowあたりで『Bluetoothマネージャから接続してるデバイスを選択して「セットアップ」から接続を切ればいいよ』というのがあったがなんとデバイス一覧に接続中のデバイスが出てこない orz (なんで)
でも、再起動してからBluetoothマネージャを開くと、逆に接続してるデバイスだけ表示される(なんで)。この状態でデバイスを選択して「削除」をするとリストから消えるんだけど裏では接続しに行く。はぁー…

しょうがないのでGUIは捨ててbluetoothctlを使ってCUIで対応した。
bluetoothctlはLubuntuなら特に何もしなくても最初から入っているっぽい。ターミナルで

$ bluetoothctl

すると接続されているデバイスのBDアドレスが表示されるのですかさず

> disconnect 12:34:56:77:88:99

これでデバイスが切断され、その後自動接続されることは無くなった。
これがバグなのか仕様なのかはわからないが、BluetoothLinuxで扱う際はCUIツールを使えるようになっていた方が困らないし勉強になる。

志賀高原 大沼池

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志賀高原 大沼池
長野県 山ノ内町 (2016/6/12)
[Canon EOS 5D mk3 | Cannon EF24-70mm F2.8L Ⅱ USM | F8 | 1/200sec | ISO320]

 

新緑の志賀高原へ行ってきました。今日は青い色をした珍しい池、大沼池に行ってきました。大沼池は酸性の湖で、pH4程度とのこと。そのせいで生物は生息していません。なんだか死の海っぽくでわくわくしますね。

大沼池へのアクセスは簡単です。国道292号線をどんどん上がって行って、奥志賀林道へ向かいます。1つ目のトンネルを抜けて少しすると右手にそこそこ大きな駐車スペースがあります。そこに車を止めて、少し歩くと分岐が現れます。その分岐の右に目をやると、ゲートで封鎖された林道が見えますので、それをひたすら歩いていきます(このゲートは車止めであり、歩行者は通行可能です)。

登山道ではありませんが、石がゴツゴツして足裏を刺激しますので、登山靴などがあればベストです。トレッキングシューズでもいけます。

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この時期、志賀高原は新緑に包まれています。まばゆく光る新緑と深い青色の大沼池のコントラストは最高です。PLフィルターを持って出かけましょう。

 

 

エンジン警告灯

18万キロほど走った2004年式のスバル・インプレッサWRX(GDA-C)のエンジン警告灯が点いてしまいました。
家から遠く離れた場所での点灯、絶望感をおぼえつつ騙し騙し走ったんですが、途中トイレによってエンジンを切り、戻ってからエンジンをかけたらきれいさっぱり警告は消えてしまいました。不思議に思ったものの、そのまま不調は全く感じずに家まで到着。

原因が気になったので調べてみることにしました。
スバルに限らず、大抵の車で何らかの方法で以上の種類を調べることが出来ます。スバルの場合、運転席足元のダイアグ用カプラ(黒1極のぷらんぷらんしてるコネクタ)を接続してイグニッションをONの位置にすると、リードメモリーモードで現在のエラー内容を、エンジン警告灯の長短点滅で知らせてくれます。今回は長21回 短2回の点滅でした。
えーなになに、長は10の位を表し、単は1の位を表します?ふむふむ。21進数かな?
どう考えても合ってないので、ネットで調べた情報ではわからずじまい。

あとでなじみの自動車工場に入庫して調べてもらったところ、O2センサーの異常とのことでした。インプレッサ乗りの方、長21回短2回は(多分)O2センサー異常ですよ。

O2センサーは、エンジンへの燃料・空気の供給量をフィードバック制御するためのセンサーで、排気管の途中に着けられています。これが熱を入れないとリニアに反応してくれないため、ヒーターが接続されているのですが、このヒーターが故障してO2センサー異常となるケースが多いらしいです。なので走って熱が入ってくれば正常に値を取れるので、問題が生じるのは冷えているときのみ、ということになります。

#じゃあ冷えてる時は何が起きるのかというと、多分燃費が悪くなって排ガスが臭くなります。ガソリンは燃焼すると同時に気化熱でエンジンの熱をとる役割も果たしていますが、これが薄くなりすぎると最悪ピストンやらなにやらが熱で逝ってしまう可能性があります。そのため、コンピュータが「なんや、センサーヤバいぞ」と感じたら、エンジンを保護するために燃料を多めに吹くはずです。

工賃を聞いたところ部品代2万工賃3k~6kくらいとのこと。取付が面倒な位置にあるんですと。さすがスバルやな…(泣)

エンジン警告灯が点灯し、ダイアグ表示の結果が長21回短2回の方。とりあえず少し走ってエンジンをかけなおし、警告灯が消えたらO2センサーの可能性がありますので、そのまま自走で帰ってお近くの工場へ相談してみてください。

※あくまで2004年式スバル インプレッサWRX(GDA-C)の場合です。また、全く同じ原因かどうかは工場でログを解析してもらわないと分からないの、あくまで参考としてお使いください。

月明かりが映し出す世界

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鏡面
長野県 大町市 (2016/4/22)
[Canon EOS 5D mk3 | Cannon EF70-200mm F4L IS USM | F5 | 13sec | ISO3200]

 
風のない早朝、湖面に映りこむオオヤマザクラで有名な中綱湖の桜ですが、個人的なおすすめの時間帯は風のない満月の夜です。
肉眼でも多少は見えますが、これらは写真を通してでしか我々人間は見ることのできない風景です。
注目すべきはコントラストです。日中の太陽光と違い、月明かりは木の奥までは照らしません。それがコントラストを際立たせ、濃い輪郭となって写真に現れます。

 

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桜も綺麗ですが、それ以上に後ろの杉林の深い黒と緑のコントラストが幻想的です。

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 木々たちの夜の舞踏会を覗き込んでいるような感覚になります。
肉眼では見ることのできない世界を映し出すことが出来る写真は、自然のまた新たな一面を伝えてくれます。